海苔の秘密(海苔の雑学)


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◆海苔の歴史(ルーツ)
8世紀はじめの大宝律令にも記され、貴重な貢物だったノリ
周囲を海に囲まれた日本は、豊富な海の幸に恵まれ、魚介類とともに、ノリ、コンブ、ワカメ、など海藻類も食べられてきました。
ノリが文献に登場するのは、大宝律令の法文(701年)が最初で調(みつぎ)という税目の中に記されています。ノリの他にも7種の海藻が登場しますが、ノリがもっとも高価で、貴族の珍重する食べ物だったようです。また、常陸や出雲の風土記にもノリの話がでてきます。この時代のノリは、天然のものを採取して素干しにしたもので、神仙菜(アマノリ)や紫菜(ムラサキノリ)と呼ばれていました。
ノリは海辺の近くで育ち採取が簡単なため、当時は、海中の岩についたものや、浜に打ち上げられたものを集め、乾燥、保存していたようです。鎌倉時代には、源頼朝が、京の後白河法皇にノリを献上しています。ノリはたいへん価値があったわけです。江戸時代になり、ノリが養殖され、ようやく庶民が口にできるようになりましたが、まだ高価で、いつも朝食にというわけにはいかなかったようです。
ノリは、滑(ぬるぬるすると言う意味)が変化した呼び方ですが、古くはアマノリと呼ばれていました、江戸時代になって「海苔」に変化しました。
現在では、国内のほか、欧米でヘルシーフードとして、中華圏でスナックとして消費が伸び、私たちの食生活に欠かせないものとなっています。
◆浅草海苔の由来
浅草海苔の名は、江戸時代になってから生まれたと云われています。
下記の諸説があります
  1. 江戸に幕府が開かれて以来浅草を浅草川(今の隅田川)河口の港として物資の輸送にあたり、物資の集積地として繁栄し、徳川家の祈願寺である浅草寺境内で海苔が売られて好評を博したためとする説
  2. 当時、浅草川で抄いた浅草紙の製法をまねて浅草紙の形に作ったため、この形の乾し海苔を浅草海苔と呼ぶようになったと云う説
  3. 昔、浅草寺付近まで海であったころ、浅草川河口付近で採れた天然の海苔を干し海苔に作ったので浅草海苔と云う名が生まれたとする説
3番目の説が正説と思われます。
◆海苔はなぜ美味しいのか
海苔には次の旨み成分が含有されているためです。 化学調味料の主成分であるグルタミン酸(昆布の味)、イノシン酸(鰹節の味)、グアルニ酸(椎茸)の成分が多く含まれ、他に、甘味成分のアラニンとグリシン糖アルコールも含み、香味成分として、タウリンを含んでいるからです。
特にタウリンは、魚肉よりも量が多いと云われています。
だから、海苔は美味しいのです。
海苔は輸入禁止商品(IQ品目)ですが、近年、世界的に規制緩和叫ばれる中、一部韓国海苔の枠が決められ輸入されるようになりました。弊社が中国にて生産しています中国海苔は、中国国内及び日本以外の国で消費されております。
◆産 地
生産地は、北海道から九州まで22道府県にわたり、年間100億枚前後生産されています。日本人の年間消費は1人当たり平均80枚です。海苔の生産は養殖技術の革新と機械化により、昭和43年29億枚位の生産量だつた物が、翌年昭和44年には、61億枚位の生産が出来るようになり、その後は、年間100億枚前後生産されるようになりました。
◆乾し海苔、焼海苔、は自然食品です!
海苔は普通黒く光っていますが、保存料や着色料は一切加えておりません、自然の海で自然に育まれて収穫された体に優しい最高の食べ物です。味付け海苔につきましても、自然食味付け商品も販売されております。
◆良い海苔の選び方
海苔の美味しさは、特有の風味にありますが、一般的に言って良い海苔の条件は、
  1. なめらかな光沢(黒く光っている、深みのある黒紫色している)
  2. 香りが良い(磯の香りがする)
  3. 手ざわりが良い(さわってパリッとする)
  4. 薄すぎず、厚すぎないこと
  5. 焼くとまんべんなく濃い青緑色に変わる
  6. 食べて口の中でとろけること
しかし、海苔は湿気を嫌うため、殆どが、フィルム(袋)に包まれ販売されているので、光沢と色によって見分けるしかありません。そこで、(株)高岡屋幸福のりを推薦致します。
良く、黒い物ほど上質といわれますが、極上品の中でも、緑がかった物等あり、「黒い物ほど」は、あくまで一般的な選別基準であります。

さて、これで貴方も海苔博士とはいきませんが、雑学博士として家庭や職場での人気者としてきっと尊敬されると思います。長い文章にお付き合い戴き有難う御座いました。


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