株式会社髙岡屋
株式会社髙岡屋

海苔について

海苔のルーツ

海苔のルーツ

海苔(ノリ)のルーツを遡ると、8世紀の大宝律令の調(みつぎ)という税目の中に記されています。ノリの他にも7種の海藻が登場しますが、ノリがもっとも高価で、貴族の珍重する食べ物だったとされています。ノリは海辺の近くで育ち、採取が簡単なため、当時は、海中の岩についたものや、浜に打ち上げられたものを集め、乾燥、保存していました。

江戸時代になり、ノリが養殖されるようになって、ようやく庶民が口にできるようになりましたが、それでも高価な食材と位置付けられていました。 ノリは、滑(ぬるぬるすると言う意味)が変化した呼び方ですが、古くはアマノリと呼ばれていました。それが、江戸時代になって「海苔」に変化しました。

現在では、国内のほか、欧米ではヘルシーフードとして、中華圏ではスナックとして消費が伸び、私たちの食生活に欠かせないものとなっています。

海苔はなぜおいしいのか

海苔はなぜおいしいのか

海苔には化学調味料の主成分であるグルタミン酸(昆布の味)、イノシン酸(鰹節の味)、グアルニ酸(椎茸)の成分が多く含まれ、他に、甘味成分のアラニンとグリシン糖アルコールも含み、香味成分としては、タウリンが含まれています。特にタウリンは、魚肉よりも量が多いと云われています。このような豊富な旨味成分を含んでいるため、香り豊かで上品な味を感じることができます。

乾海苔、焼海苔は自然食品です!

乾海苔、焼海苔は自然食品です

海苔は普通黒く光っていますが、保存料や着色料は一切加えておりません。

自然の海で栄養をたくさん吸収し育まれ、収穫された体に優しい最高の食べ物です。

髙岡屋の味付け海苔も、自然食味付け商品を販売しております。

良い海苔の選び方

良い海苔の選び方

海苔の美味しさは、特有の風味にありますが、一般的に良い海苔の条件は、

1.なめらかな光沢(黒く光っている、深みのある黒紫色している)
2.香りが良い(磯の香りがする)
3.手ざわりが良い(さわってパリッとする)
4.薄すぎず、厚すぎないこと
5.焼くとまんべんなく濃い青緑色に変わる
6.食べて口の中でとろけること

しかし、海苔は湿気を嫌うため、殆どが、フィルム(袋)に包まれ販売されています。そのため、光沢と色によって見分けるしかありません。

黒い物ほど上質といわれますが、極上品の中でも、緑がかった物等あり、「黒い物ほど」は、あくまで一般的な選別基準となっています。

おにぎりウマし

髙岡屋では、質の良い海苔を提供するため、 仕入れから出荷まで、こだわりをもって取り組んでおります。

ここでは海苔ができるまでの工程をご紹介します。

1.培養

培養

海水を入れた浅い水槽にカキ殻を浸し、ノリのタネとなるフリー糸状体を散布して、カキ殻の中にもぐりこませます。

秋の採苗時期まで照度や水温を調節し、糸状体を管理します。

2.採苗

採苗

夏の終わりごろに、糸状体に殻胞子嚢が形成され、水温の低下とともに分裂が始まり「殻胞子」を放出します。

この殻胞子を網につける作業を「採苗」と言います。

採苗後、育苗の為に網を漁場へ展開します。海水温が十分に降下してから展開することが重要なので、一時的に冷凍庫で保管し海水温の降下を待ってから展開することもあります。

3.育苗

育苗

採苗をすませた網と採苗を行っていない網を何枚も重ね張りした状態で芽を育てることを「育苗」と言います。

育苗中、二次芽が放出され重ね張りされた網に芽が付着していきます。芽がすべての網に付着していく過程で、徐々に重ねられている枚数を減らしていき、最後は一枚ごとに単張りされます。

この間、珪藻やアオノリの付着や病害を防ぐために、干出を与え、網洗いを行いながら大切に育てます。育苗期は海苔の生産過程のなかで最も大切な時期と言え、網の育て方次第で商品としての海苔の「旨味」など「品質」が大きく左右されます。

4.摘採

摘採

単張りされた網の一部は、育苗を経て2から3センチの長さまで成長した後、陸揚げされて冷凍保管され冷凍網となります。海上に単張りされたままの網の芽は徐々に長く成長し20センチ前後になると、摘み取られ収穫されます。

この摘み取り作業のことを「摘採」と呼びます。

摘採は、船上で行われることが多く、刃やピアノ線を用いた摘採機によって行われ、摘採されたノリは原藻と呼ばれます。

5.製造(一次加工)

製造(一次加工)

陸揚げされたノリの原藻は、一次加工場へ搬入されます。

原藻をよく洗浄し、ミンチで細かく裁断した後、濃度調節を経て、縦21cm横19cmの大きさの和紙のような状態に抄き(すき)、脱水し、乾燥していく全自動海苔乾燥機によって「干しのり」に一次加工されます。

6.入札

入札

「干しのり」は、日本や中国では大半が入札会に出品され、髙岡屋を含む多くの商社によって応札され落札されます。

髙岡屋は、130余年の伝統を受け継ぐプロの厳しい基準で選定した「干しのり」だけを買い付けています。

7.製造(二次加工)

製造(二次加工)

髙岡屋が買い付けた「干しのり」は、二次乾燥を経て、最先端の製造設備で衛生安全な環境で細心の注意を払われながら、「焼のり」や「味付のり」に加工されます。

日本、中国、アメリカ、メキシコ、ポーランドそれぞれの拠点で、同様の基準で高品質を追求し続けております。

8.販売

販売

髙岡屋のオリジナルブランド「幸福のり」を始めとする商品は、世界中の多くのお客様に大変喜ばれています。

これからも伝統に甘んじず、お客様のご要望とライフスタイルの変化を絶えず商品に反映し、海苔の新しい食べ方を提案させていただき、お客様の「毎日のおいしいによりそう幸せ」を追求して参ります。

coming soon…